2014年07月18日

ギフテッド(天才児)と未来

9歳のときカナダ政府にギフテッド(天才児)と認定され、14歳で同国の名門大学5校に合格した大川翔さんのニュースが日本中を駆け巡りました。

産經新聞の記事や日刊SPA!のニュースでも取り上げられています。
そのインタビュー記事の一部を転載します。

以下、転載記事・・・・・

『希代の逸材を獲得しようと各大学が高額な奨学金を提示して繰り広げた“争奪戦”は、現地メディアでも話題に。
翔さんは5歳のときに両親の仕事の関係でカナダへ。
12歳で高校に飛び級進学し、今年6月に無事卒業。
9月からブリティッシュコロンビア大サイエンス学部に進学する。

  一時帰国中の7月9日、下村博文文科相を訪れ、約40分間にわたって対談。
カナダのギフテッド教育や飛び級制度などについて説明した。

  −−下村大臣からはどんな質問がありましたか

 「通っていた高校が特別な学校だったのか聞かれましたが、全然特別じゃないんですよ。普通の公立高校です。特殊なプログラムがあるだけです」

  翔さんが通っていたトーマス・ヘイニー高校では、得意な科目があれば、どんどん先の内容に進むことができるシステムを採用していたという。

  −−科目ごとに能力や意欲に応じて先の内容に進めるやり方は、カナダでは一般的なんですか

 「そうではないんですよ。僕の学校はユニークで、世界中から1年に何百人も視察にくる。現在の校長が約20年前、普通の先生だったときにそのシステムの導入を提唱して、後に校長として戻ってきた。最初、そのアイデアは『うまくいくはずがない』とばかにされていたそうなんです。今は成功して、入学希望者が殺到しウエイティングリストができているほどです」

  翔さんの住むブリティッシュコロンビア州では、義務教育は小学校卒業までの計8年間と、中高一貫の5年間に分けられる。学費は高校卒業まで無料だ。

  「高校では学年のはじめに1年間の宿題をもらって、それを好きなペースでやる。授業も自分のスピードにあわせることができる。テストをパスすれば、1年間の予定が2カ月で終わってしまうこともあります。ただ学年そのものの飛び級は僕だけでした」

  ■「日本にもギフテッドはたくさんいる」

  −−小さいころからこの高校に通うつもりだったんですか

 「本当は日本に帰る予定だったんです。12歳のときに中学受験して、千葉市の渋谷教育学園幕張中学(帰国生枠)に合格しました。しかし将来についてあらゆる角度から考え、徹底的な家族会議の末に、カナダでの飛び級進学を選択しました。失敗してもいいので、早く大学に出ようと思い、チャレンジしたんです。それはカナダで習った文化が大きく影響していると思いますね」

  −−日本では飛び級制度が整備されていないことも理由だったんですか

 「そうですね。日本には、僕みたいな人はたくさんいると思うんです。ただギフテッド教育とか飛び級の制度がないので、表に出てこないだけで。もしそういう制度があれば、日本が元気になると思います」

  ■日本人代表として

 −−翔さんのチャレンジ精神は、カナダの文化と関係があるんですか?

  「カナダには『一歩前に出る』という感覚がすごくある。日本人はすごく謙虚で礼儀正しいけど、あまり前に打って出る文化じゃない。それはそれですごくいいんですけど、カナダでは、地域社会でボランティアなどを積極的にやるのが大事だという考え方がある。学校内だけではなく、外に出て自分で活動を始めていくことがすごく評価される。大学や企業もそこをみるわけです」

  「カナダには日本に興味ある人が多い。アニメや漫画の影響だと思います。そこで昨年の夏にカナダの小学生たちに日本語を教えるサマーキャンプを企画し、30人ぐらいが参加しました」

  翔さんは、高3のとき「選挙」にも打って出た。年上の生徒たちにまじって生徒会役員に立候補し、見事“当選”した。

  「僕の座右の銘は(フランスの詩人)ジャン・コクトーの『青年は決して安全な株を買ってはならない』という言葉です。リスクをとって挑戦するということですね」

  −−飛び級に挑戦したことで、苦労もあったのでは

 「いくつかあるんですけど、最初のころは本来の同学年の友達とのつきあいが段々なくなってしまいました。そのかわり3歳年上のお兄さんやお姉さんたちが温かく受け入れてくれたので、それはありがたかった」

  「一番大変だなと思ったのは、僕の回りに日本人がいないこと。だからどうしても日本人代表になってしまう」


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インタビュー形式の記事なのでそのまま転載しました。
この続きは次回のブログで.....


『PSブレイン』を愛用いただいております皆様の中にも、ギフテッドの方が大勢いらっしゃいます。
中には、測定不能というずば抜けたIQをお持ちの方も少なくありません。

日本にはギフテッドを正しく遇する教育施設がありません。
カナダやスイスに行くしか方法はないため、家族で留学された方もおられます。

今回、文部科学大臣はどのような感想をいだいたのでしょうか。
教育改革は世界的な視野で進めていただくことを切望いたします。




posted by psbrain at 20:26| 天才のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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